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2007年 06月 26日
昨日、午前9時頃、東名高速・守山SAで車を止めて、しばし休憩をしていた。
突然、「グラッ」と車が揺れた。 「地震だ!」と一瞬あせったが、助手席側の駐車スペースに止めようと切り返している車を見て「もしや・・・」 すぐに車を降りて確認すると、助手席側後部座席のドア付近に擦りキズを発見。 (20センチ以上にわたってキズがあるが、凹みもなく写真では分からないほど目立たない) しかし、加害車両を運転している男性は逃げる様子も無く、平然と僕の隣に駐車した。 よく見ると、車には「紅葉マーク」。男性は70歳代くらい、助手席にはやはり70歳くらいのおばあちゃんが乗っていた。 車から降りてきたおじいちゃんに、「おじいちゃん、ぶつけちゃったね。」と、僕の車のキズを指差した。 「そんなに酷いぶつけ方してない!」と反論。 「いやいや、酷くないよ。ちょっと擦った程度だよ。おじいちゃんの車の方が、キズ付いてるんじゃない?」 見ると、おじいちゃんの車の右フロントは塗装がはがれ、かなり目立つキズになっていた。 「いや、これは前からのキズだ」 う~ん、そんな頑なに否定しなくてもなぁ・・・ すると、おばあちゃんが降りてきた。 控えめで上品な感じのおばあちゃんだ。 「ごめんなさい。それはうちの人がぶつけました。うちの人も歳をとって少し障害がありますし・・・(中略)・・・本当に申し訳ありません」 「まあ、キズは大した事ないからいいですけど、気を付けてくださいね。駐車場ではなるべく両側が空いている場所を選んで・・・本当はあまり運転しない方がいいですけど、今日はお孫さんの所にいかれる途中ですか?」 「ええ、孫のところからの帰りです。」 「そうですか。本当に気をつけてくださいね。」 すると、車の前の方で腰掛けて話を聞いていたおじいちゃんも立ち上がり、「本当に申し訳ありませんでした。」と、深々と頭を下げました。 僕は笑顔で「いいですよ。」と言ってSAを後にしました。
by fmsnoro
| 2007-06-26 14:52
| 個人的見解
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